地球寒冷化 2017 12 24

「地球温暖化という全体主義」
 そういうふうに言いたくなるのです。
その理由は、後で書きます。

 さて、2017年12月17日の産経ニュース電子版には、
このような記事がありました。
 「最近の冬は、結構、寒いね」
「地球温暖化は、どうしたのだろう」。
しばしば、こんな会話を耳にする中、今年も日本列島は猛烈な寒さに包まれている。
 予兆は、夏の東日本の長雨から顔を見せていた。
10月の東京都心では、最高気温が12月中旬並みの12.3度の日が出現。
60年ぶりの異変だった。
 続く11月は、全国的に冷え込んだ。
札幌市では、最高気温が0度を下回る「真冬日」が5日あった。
105年ぶりの異変だった。
12月に入ると日本海側で暴風雪。
(引用、以上)
 確かに、二酸化炭素の排出による温室効果によって、
地球温暖化はあるでしょう。
 しかし、太陽活動の低調によって、
地球は寒冷化していくでしょう。
太陽活動の低下による影響の方が大きいでしょう。
 そういう趣旨を今年の1月に書いたところ、
「何が何でも地球温暖化で意見を統一しろ」という圧力を感じました。
異論は排除するという雰囲気でした。
 しかし、民主主義においては少数意見や異論は重要であり、
地球は寒冷化しているという意見も尊重されるべきでしょう。
 にもかかわらず少数意見や異論を封印していくことは、
「全体主義」や「ファシズム」を連想させます。
 もちろん、この問題には、お金が絡んでいるので、
そう簡単に地球寒冷化を認めたくないという「金銭的な理由」があるでしょう。
 産経ニュース電子版でも、
「普通に考えれば、ただごとでない。
太陽科学者たちは警鐘を鳴らしているが、その声は政策決定者に届かない。
 本来の環境問題が、
CO2の排出量取引などを通じてマネーの問題に変質している」と書いています。

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 人類は、地球寒冷化に備えなければならない。
寒冷化が飢饉を引き起こす可能性があります。

書名 地球はもう温暖化していない
著者 深井 有  平凡社新書

 地球が温暖化するか寒冷化するかは、
太陽活動の影響であって、
人間の活動は関係ありません。
 私は、何年か前に前に、
太陽活動に注意すべきであると書きましたが、
まだ「二酸化炭素による気候変動」という議論が残っていたとは、
非常に驚きです。
 もしかして、政治的な利害や金銭的な利害があるので、
こうした議論を無理やり「温存」させているのでしょうか。
 以下は、この本から引用します。
今、世界は、大きく変わりつつある。
温暖化防止のために巨費を投じることへの疑問が急速に高まりつつあって、
多くの先進国は、国連主導のキャンペーンから距離をおこうとしている。
(中略)
 これには、伏線があった。
2009年のクライメートゲート事件で、
IPCCの信用が失墜したことがきっかけとなって、
(先進国で)温暖化対策法案が相次いで否決されていたのだ。
(引用、以上)
 リーマンショックの頃だったでしょうか。
私は、バブル経済の歴史を書いた時に、
皮肉を込めて、こう書いたのです。
 バブルの対象になったものは、
古くは、チューリップの球根に始まって、
株式、不動産、証券化商品と進化してきましたが、
ついに、人類は、「空気」までバブルの対象にするようになった。
つまり、二酸化炭素の排出権の先物取引まで作られるようになった。
さすがに、バブルも、ここまで行くと破裂せざるを得ない。





































































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